意外なところから来た豊かさ①

古民家リノベーションのプランニングが本格化して来ました。
最初に出て来る見積もりは、理想の積み上げで、予算を上回ることが多く、そこから現実とのすり合わせになるようです。

私が受け取った見積もり、まだ最終化していないのですが、Maxこれぐらいかかりますという物が出てきました。

さて、どこをどう削ろうか。元コストカッターの本領発揮です。(前職で全社の予実管理も見ていたので、どっかからあと1億利益をひねりだせ〜!とかやっていた。)

とても興味深かったのは、私は左脳に切り替わるとあまり感情を感じなくなるみたいです。情け容赦なく、切れそうなところをロジカルにバサバサと。それは自分に対しても。
とは言え、古い家の良さは活かしたいので、例えば塗り壁をクロスに貼り替えるようなことはやめました。お金がかかっても手で塗っていただこう。
しかし元々、システムキッチンが入っていて、かなり現代風になっていた台所は、見積もりではオーダーキッチンのところを出来合いのシステムキッチンにしてコストを下げる。あるいは扉は、既存の物からカッコいいもののに取り替える。一目惚れした、モロッコから取り寄せるタイルを最小限にする。
というように出来そうなコスト削減を試みています。

ああ、もう少し予算があれば余裕を持ってリノベが考えられるのにな、と思わなくもなかったのです。
出せない金額じゃない。でも今の段階でキツキツに組むと、後で不測の事態に対応できない。元々の資金計画をゆがませるのも嫌だしなぁ。

そんな時、ふと思い浮かぶことがありました。20年前、両親がガンで相次いで亡くなった時の相続のことです。
3歳上の兄が現金、私が不動産を受け継ぐことになり、兄の相続分が相当多かったのです。
相続の中身は、実家の土地と家を売って、新たに買ったマンションと残った現金、が主なものでした。
マンションの購入は、父が亡くなってから母が亡くなるまでの半年の間に、母が決めたもので、兄の反対を押し切って買ったものでした。
母は自分の死期を悟っていたので、子供2人があたふたしないように実家の始末を付けて、新しい住処を確保したかったのだと思います。
なぜ兄がそれに反対していたのかよくわからないのですが、母が亡くなり、私は2人しかいない兄妹で揉めたくなかっので、マンションを自分からもらうことにしたのでした。もしかしたら現金も少しもらったかもです。
小さな古いマンションだったので、残った現金の方が大きな金額だったと思います。
ところが私はすぐに東京で就職したので、そのマンションに住むことはほとんどなく、地元にいた兄がそこにタダで住むことになりました。
家族に対して得をした、損をしたと思うのもおかしな話だと思いましたし、兄が助かるなら、それで良く、私は忙しかったこともあり、ずっと放置していました。
兄はそれから名古屋に転勤になったのですが月に1回は地元に戻って来てはそのマンションに泊まっていました。
結局、10年以上経って、兄が関西に転勤になったのを機会に、ようやくそのマンションを売ることができるようになりました。この時もミラクルが起こったのですが、それはまたの機会に。

兄は何かを思ったらしく、不平等な分け方になったから、その分は現金で払うと何年か前に言い出しました。
とは言え、すでに相続は終わっていましたので、兄からお金をたくさんもらえば贈与税がかかります。忙しい生活を送っていたこともあって、やり方を考えておくと言ったっきり忘れていました。

で、今になってそのことを思い出したのです!贈与税は1月から12月までの1年間に110万円以下の贈与なら申告も必要なく、税金もかかりません。
そして11月の今、年内に110万円、年明けに110万円もらえば、支払いのタイミングもばっちりではないか!
そしてリノベの足りない分はちょうどそれぐらい!!
兄にメールを送ったところ、二つ返事でOKが来ました。

続きます。

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