家系のもつれをほどく

私が過去に受けたセラピーのご紹介です。ファミリーコンステレーションという、ドイツのバート・へリンガーさんという方が作られたセラピーです。

「家系のカルマ」というと何だか怖いですが、すべてエネルギーの問題で、どこかでエネルギーの歪みが生まれ、その影響が血縁というグループを通じて別のところ(子孫)に出るという、考えてみると普通のこととも言えるので、ニュートラルに捉えたいと思います。私の父と母が同時期にガンになり、若くして亡くなり(父は53歳、母は48歳)なおかつ、父が亡くなった半年後に母が亡くなるという、どう考えても普通ではないことが自分の身に起きているのはなぜなんだろうという疑問がずっと私の頭にありました。


スピリチュアルカウンセリングも受けて、母の魂にチャネリングしていただいたりしましたが、心が晴れることがなかったのです。両親が亡くなって数年は、よく悪夢を見てましたし、自分も若い年代でガンになり、孤独に死ぬことを確信して恐れていました。


因みに、この本では実際に恐れからガンになった女性の話が書かれています。(その後、臨時体験を経て完治したようです。とてもわかりやすくスピリチュアルな目覚めについて書かれているのでおすすめです。)


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ビリーフチェンジという心理セラピーを学んだ棚田克彦さんの公開個人セッションを受けられることになり、その時、ファミリーコンステレーションを受けました。
ファミリーコンステレーション、略してファミコン(笑)は、家族の座という意味です。家族の配置を意味します。


公開セッションだったので、参加者から、父、母、兄と直系の家族と祖父母など、先祖を選んで代理人として会場に配置します。
誰を選ぶか、どういう位置関係に配置するかは、クライアントが直感で行います。
セラピストの導きで、代理人の配置をあるべき姿に変えたり、セリフを言ってもらったり、自分も言ったりすることで、このファミリーの集合無意識に働きかけ、家系のもつれが解かれていくというセラピーです。
家系のもつれとは、早く亡くなった人(中絶、病死、戦死等も含む)や障害のある人、犯罪を犯した人など、家族の中で疎まれたり、忘れ去られたり、なかったことにされた秘密のことが、その家族の1番若い人たちに影響を与え、原因が思い当たらない困ったこととして現れるというものです。
恐らくエネルギー的に滞ったところがほどけて流れることで問題が問題でなくなるのだと思います。
エネルギーが流れるとは、疎まれたり、忘れ去られたり、なかったことにされていた人や出来事をもう1度、家族の輪の中に迎え入れ、あるべき姿に戻すことで、行われると私は理解しています。
過去のエネルギーが変われば現在も未来も変わる。集合無意識に働きかけるパワフルなセラピーです。


代理人も全く知らない人を選ぶことが多いのですが、不思議に似た人をピックアップすることがあります。別のセッションの際に、私はその時、仕事を辞めようと思っており、自分の代理人を似た年代の女性(面識ない)を選んだところ、その方も仕事を辞めようと思っており、その後辞めたことが後でわかりました。このセラピーは、クライアントの家族だけでなく、代理人や見学者の集合無意識にも働きかけるのだろうなと思います。
私がこのセラピーを受けた時は、父、母、兄、両親の祖父母の他に、「ガン」を家族の中に配置しました。私は、若い女性の参加者をガンの代理人として選び、家族の中に場所を作りました。(確か自分の隣だったと思う)


今考えると、当時、私は両親の命を奪ったガンを敵とも思っていなかったし、憎んでいなかったみたいです。ガンは自分が生み出したもの。どこかで両親が自らそういう運命を選んだのではないかと思っているところがありました。


セッションの中では、ガンは早くに死んでしまった私の妹でした。私には妹はいないのですが…。事実かどうかはわからないのですが、私は母が私を産んだ後に妊娠して中絶したような気がしています。私が中学生ぐらいの時にそういう話を母が誰かと電話で話しているのを隣の部屋で聞いたようなうっすらとした記憶があって。夢からもしれないのですが。
とにかく私の潜在意識の世界観、あるいは私の家族の集合無意識の中では、ガンは愛する身内、でも何かをこじらせ、普通ではない状態に陥っている存在のようでした。

セッションが進んでいくうちに、もうこの世を去った両親と自分の間にある境界線を超えて、強烈にそちらの世界に行きたいと願っている自分に気づきました。そしてそんなことを思ってはいけないと同じ強さで思っていることにも。
そんなことを思ってはいけないと否定している自分がかわいそうで、セッション中、私は号泣していました。セラピストから、ではそちらの世界に行っては?と促されたのですが、なぜだか、それは、どうしてもできませんでした…。最後は、兄と一緒にこの世を生きていくという決意表明をしてセッションは終わりました。


もう5年以上前のことなので、細部は忘れてしまい、記憶にあるのは、上のようなことだけです。この後、何か変化が起こったかというと、顕在意識上ではあまり何もありませんでした。(苦笑)ただ私は死にたいと思っていること、それを受け入れていい、という気づきがあったと思います。


多次元的な見方ができるようになって、すごいセラピーを受けたんだなぁと改めて思います。このようなセラピーは、集合無意識に働きかけるので、深く大きなところで変化が起こっているのだと思います。またすぐに何かがわかるということではなくて、じわじわと、もしかしたら一生かけて何かが変わっていくのかもしれません。
家系のもつれをほどきたい方は、ぜひ受けてみてください!代理人が必要なので公開ワークショップが多いですが、人形を使った個人セッションをやられている方もいらっしゃいます。

これは別の方から受けた、人形を使った個人セッション。父方の家系がかなり複雑で、父と伯父(母が違う兄)の関係を解きました。セッション後、伯父から急にハガキが来まして、そんなことは後にも先にもなかったことでした。

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