自分の中に降りていく

ずっと受けたかった田口ランディさんのクリエイティブライティング講座をオンラインで受講しました。

今回は、このような時期でもあるので、無料での開講として下さいました。

みんな家で煮詰まっていて言いたいことがたくさんありそうな感じですよね。

本当にありがたい!

書くことは元々好きでした。

読書が好きで、もらった教科書は片っ端から読んでしまう活字中毒。

作文をほめられ、おだてられるうちに、親や先生の「受け狙い」の文章を書くようになり、逆にそれは受けなくなってしまい、そのうち何を書いていいのかわからなくなりました。

社会人になってからは、メールからレポートから上司に原型をとどめないほど木っ端微塵にされ、とにかく枠組みとロジックの作り方だけ大量に叩き込まれたのが、残りました。(外資コンサルだったので厳しかったのです。今ではパワハラになりそう。)

文章を書くのが苦痛でなくなったのは、本当に最近のことです。

1時間半のミニ講座。

そして開始時間はなんと朝6時。

早起き苦手なんですが、途中覚醒でいつも3時〜4時ぐらいに目が覚めてしまうので、6時まで起きてました(笑)

参加者が4人と少人数だったので、ランディさんと直接話せて、感激!!

1時間、ランディさんから講義を受けて、20分、各自でライティング、15分ぐらいで各自の文章を読み上げ、ランディさんからコメントをもらうというスケジュールでした。

とても心に残ったのは、感情とは心の動きではなく、身体感覚、というところでした。

おお〜!私が最近受けた、トラウマセラピーと同じだ!

そこにつながるんですか!

身体感覚を伴って書かれた文章は、リアリティーをもって、伝わるんだそうです。

それから、ランディさんの言語能力(ボキャブラリー、表現力)のすごさに圧倒されました。

「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」という有名な俳句をお題に分析していったのですが、

この短い文の中から、ランディさんが情報を引き出し、言語化された後の、私の脳に映る景色の鮮やかさがもう圧倒的で。

失礼な言い方ですけど、プロはすごい!!と思いました。

そして20分のライティング。

お題を与えられ、それについて20分好きなことを書きました。

いつもPCを使っているけれど、今回は手で。

何を書いたらいいかな?と思って、窓の外を見たら、山の景色が見えたので、それについて書き始めました。書き始めたら、するするといろんな過去の記憶が出てきて、残さず書いてみました。
ちょっと横線を引っ張って、消したところもあるのですが、これも自分の中から出てきたものだからなと思って、最終的には残しました。


最後にそれぞれ自分の文章を棒読みするのですが、これがよかったです。書きっぱなしではなくて、声に出して読むことで改めて自分から出てきたものを味わうことができました。


ランディさんからは、各自に愛のあるコメントがあって講座は終わりました。(ランディさんの文章把握能力も素晴らしかったです!エネルギーを読んでいるような繊細なものを感じました。ギフトとはこういうことを言うのではないか。)


今回はミニ講座だったので、潜在意識の浅い部分を掘り起こして文章にしてみることがターゲットとおっしゃっていました。集合無意識にまで到達して、文章を書くことができれば、人類の普遍的な文学になるのだそうです。


これもヒーリングと共通する部分があるんだなぁと思って聞いていました。個人の潜在意識の浅い部分、深い部分、そして集合無意識まで、キネシオロジーは扱うので、このコンセプトは馴染みがあるものでした。文章を書くというのは、潜在意識を含め、自分を解放(開放)する作業なので、ヒーリングの1つなのかもしれません。

さて、↓は、私が20分で記憶を掘り起こして書いた文章です。

「見覚えのある景色」
今、私は住み慣れた東京を離れて小田原という新しい土地にいる。部屋からは、箱根の山が見えて、空が広い。
私は4歳から大学卒業まで横浜で育った。育った場所は、高度成長期に山を切り開いて作られた住宅地。駅から歩いて30分。
家に着くまでは、急な坂道、しかも石ころだらけの坂道を登らなくてはいけない。左は切り立った石の壁、右側はがけの道だ。まっすぐに登れないのでジグザグと長い距離を登る。
つらい長い坂道を登り切ると、そこから遠くに光る横浜の海と、手前には緑の山、広い青い空が見えた。その景色は、私にとって、つらい道のりの後のつかの間のごほうびのようなものだった。今でもその美しさとほっとした気持ちを思い出す。
肺がんで片肺を切除した亡き父も会社を辞めるまでその坂を登っていた。父もあの景色を見たのだろうか。
都会を離れて小田原という自分を解放するために移住した土地で見ることができる景色の美しさ。これは子供の時に見た坂道を登りきった時の景色と似ているのかもしれない。

とにかく20分という短い時間の中で、ごまかしたり、迷ったり、手を加えたりすることは許されず、ひたすら出てきたものを書き留めるということをやりました。
どこまで何が伝わるのかはわかりませんが、自分よくやった!と自分をほめてやりたいです。こういう作業、とても好きなんだと思います。またやりたいなぁ♡


田口ランディさん、このような機会をありがとうございました。今度はミニ講座ではなくて、本講座にうかがいたいです!

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