こちらにちらっと書いた、猫たちの様子。
猫の輸送のことで頭がいっぱいで、新居での猫の適応についてはほとんど考えていませんでした。
最初はびっくりするかもしれないけれど、飼い主もいるし、すぐに慣れるだろうと。
ところがそんなに簡単なことでもなかったのです。
ブリーダーさんのところからウチに来たのは、ハチワレが2ヶ月、茶トラが4ヶ月の時で、まだ赤ちゃんの時。
それから約10年、年に何回か、近所の病院やシャンプーに行く時以外は外に出ることもなく、旧居が縄張りだと信じて生きてきた猫たち。

引っ越し前の茶トラ氏
旧居の荷物が運び出されるのを目の当たりにし、1時間近くも電車に乗ったのも初めてのことだったのです。
初日は、飲まず食わず、トイレもせず。
2日目は、こもった場所に、出前をすれば少しだけ食べる、飲む。
3日目からは、ごはんは決めた場所で食べ、トイレも普通にするようになりました。
茶トラは、2日目ぐらいから、私がダイニングテーブルに座っていると、テーブルの上に横になって、ゴロゴロと甘えることをしていました。

手乗り猫。この時も手足が震えていた。
ところが、手足の震えが止まらないのです。
とりあえず回復しているし、新たなトラウマにもなりかねないので、病院に行くのは見合わせました。
飼い主の直感では、凍りついた恐怖を解放している気がしていました。
茶トラの入っていたキャリーは、外がよく見える作りだったので、真っ暗な中でほとんど周りの様子がわからなかったハチワレに比べて、恐怖が大きかったのかもしれません。

下のハードキャリー。
すきまがたくさん空いていました。
初日から、エッセンスでオーラをぐるぐるしたり、チャクラ(猫にもチャクラがあります!)のお掃除をしていましたが、大きな変化があったのは、4日目でした。
私がオエっと何度もえずくぐらいネガティブなエネルギーが放出されていて、
選ばれたエッセンスも、アラスカンのツンドラローズ。
このエッセンスを私の手につけて、猫のオーラをぐるぐるしたりもしましたが、飲み水にも何滴か落としました。
この猫には珍しく、水をたくさん飲んでいたので、何かわかっているのかなぁと思いました。
ツンドラローズのこちらの説明がとても腑に落ちました。
黄色のバラです。「生」や「形のあるもの」に込められた力を感じるというエッセンスで す。また「インスピレーション」に関するエッセンスでもあります。恐れの気持ちから 何かに駆り立てられている人、特に死への恐れから駆り立てられている人の助けになり ます。ポジティブなものに動機づけられるようになります。インスピレーションを刺激 します。教師や啓蒙家の助けになります。表現に生のエネルギーが込められ生き生きした伝達を助けます。
猫にとっては、死への恐れを抱くトラウマ的な経験だったのだろうなと。
そして、やっと環境に慣れてきて、恐怖を解放する準備ができたので、出してきたのかなという気がしました。
どんなにヒーリングをしても、準備ができていないものは、癒せないのだなと改めて実感。
初日、2日目、チャクラのお掃除をしても、あまり何も出てこなかったのです。
選ばれたエッセンスも、グラウンディングなど。(飼い主も同じのを飲みましたが)
でも、毎日、ヒーリングをしたおかげで、プロセスが早くなったのかなと思います。
今日は、震えも止まっていました。
ホッとしました。
あと2ヶ月で10歳になる茶トラ。
ずっと元気で、いたずら好きなやんちゃ猫でいて欲しい。